最後の7段配列キーボードということで大事に使っていたThinkpad T520にうっかりヤキトリのタレをどぼどぼとこぼしてしまったら、
起動しなくなるというステキな現象に陥ってしまったので、とりあえずシステムボードを注文してみた。
CTOなので保守マニュアルを見ても対象システムボードが特定できないので、以下のサイトでマシンタイプを選択したらハイフン抜いたS/Nを入力すると対象
FRUが特定できる。
http://support.lenovo.com/jp/ja/ibasepartslookup/selectproduct?c=1&returnUrl=%2fja%2fibasepartslookup」
これで換装用システムボードが特定できたのだが、問題はマシンタイプとかシリアルとか、このあたりを正しく変更する必要があるのだが、そのために表題
のThinkpad保守用ディスケット(Thinkpad Maintenance Diskette 以下TMD)というソフトで読み取り/設定が可能になる。
ちなみに昔はCE用に限定された非公開のソフトウェアだったらしいが、今では普通にUSで公開しているようだ。
http://download.lenovo.com/ibmdl/pub/pc/pccbbs/mobiles/i7tm34us.exe
これで現時点で最新の1.86が入手できる。
しかし、このソフトいくつか問題があって・・・
1.USBに書き込んでもFAT12にされる
2.DOSアプリとして自由に起動できない
つまりいくら容量があっても40MBに制限されてTMD専用の使い勝手の悪いメモリーキーにされてしまうということ。
そんでFAT32で起動ディスク化したUSBメモリーキーに、色々と試行錯誤して汎用性の高いものを作ろうと悪戦苦闘
起動するカラクリが分からなくて、どういうことかと悩んだところTMDのCOMMAND.COM(PC-DOS)ではアプリの起動パラメータがハードコードされていた。
ここまで分かったところで早速作業開始。
(1).TMDから保守用ディスケットを作成し、作成されたディスケット中のファイルを全て保管しておく
(2).HP USB Disk Storage Format ToolでFAT32でUSBブートを作成(MSDOS)
(2).保管しておいたTMDのファイルのCOMMAND.COMをBIOSUTIL.EXEにリネーム
(3)IBMBIO.COM、IBMDOS.COM、CONFIG.SYS以外のファイルを(2)のUSBブートに格納
(4).適当にCONFIG.SYSを記述(device=flshbios.sys があればいい)。
これでUSBメモリーキーからブートしてBIOSUTIL.EXEを叩けば上手く行くはずだったが、”WARNING :EEPROM IS WRITE PROTECTED”とか表示されて書き換え
が出来ない
ちょっと、これ以上はよく分からんなぁ
もしかしてTMDのブートセクターあたりにパスワードが記述してあるとか??
もうダメポ
ということで、今回の企みは失敗であった。
だいぶ前の記事なのでもう解決したかもしれないけど
下記のメッセージは起動時にESCキーを押すことで解決するよ
”WARNING :EEPROM IS WRITE PROTECTED”
下記に記事が
http://thinkpad-blog.seesaa.net/article/414048449.html
なんと!
スキップとか考えもしなかったですわ